季節ごとの楽しみがある屋形船

都会でも季節が楽しめる気軽な船の旅

屋形船は地方をはじめ、都会でも利用ができ、東京なら大都心の中にある一級河川の隅田川の遊覧コースなどがメジャーです。
地方の田舎や自然の多い地域では、船から見上げる形で散策したり、バスや電車の中から見るのとは違う光景を楽しめ、都心であれば、高層ビルやマンション、大規模な商業施設に囲まれた中で、こんな景色があったのかと思えるギャップが楽しめるのが魅力です。
場所によって様々なコースが用意されていますが、30分から1時間程度で気軽に遊覧を楽しむプランをはじめ、2時間から3時間かけてランチを楽しむコースやディナープラン、宴会プランなどが楽しめるところもあります。

春は桜を楽しむ

春の屋形船といえば、やはり桜です。
地方はもちろん、隅田川でも川沿いに並んだ桜の景色が楽しめます。
水面に桜の花びらが舞い散る光景を楽しんだり、ご自身の肩にも花びらが舞い降りてきたりと、気持ちのいい時間が過ごせます。

ランチコースで春が旬の筍ご飯や春の息吹を感じる、色鮮やかな懐石料理を楽しんだり、まだ肌寒い中で船の中で揚げ立ての天ぷらを楽しむのも乙です。
昼間のコースなら、春らしい苺のショートケーキや、桜をかたどったケーキやムースとお茶をいただきながらのティータイムプランもおすすめです。
地上をお散歩するには暖かくなって過ごしやすい季節ですが、船の上はまだ肌寒く、風が冷たく感じるので、上着を着用し、スカーフや薄手の手袋などを持って行くと安心です。

日差しもあたるので、女性の方は日焼け止めなどもしっかり対策していきましょう。

夏は夕涼みや花火鑑賞を

夏は屋形船が一番人気になり、乗りやすい時期でもあります。
昼間は暑くて大変ですが、夜の夕涼みプランが人気です。

冷房などは入っていないので、ちょっとジメジメしたり、蒸し暑いこともありますが、夜の風を切りながら浴衣で楽しむのが乙です。
多くの方がお目当てにするのは、地域で行われる花火大会を船の上から鑑賞することです。

花火大会のかなり前から予約で満杯になってしまうので、船から見たい方は早めの予約がおすすめです。

秋は紅葉を愛でる

秋はやはり、川の流れともに紅葉を楽しむのがおすすめです。
紅葉の時期はその年によって少しずれるので、早めに予約を入れてもずれてしまうこともありますが、紅い紅葉や黄色い銀杏並木、遠くに見える山の色が変わっていく様子を楽しむのが乙です。
地上より船の上はいっそう寒く感じるので、防寒対策もしっかりしていきましょう。

冬はお鍋や熱々の天ぷらを

冬の屋形船は寒いと思われますが、多くの船はストーブなどの暖房も積んでいるので、吹きっさらしの寒さはありません。

ひざ掛けや毛布などが用意されているケースも多いので、ご自身での防寒対策とともに、遠慮せずに借りましょう。
冬の船での楽しみといえば、やはりお鍋でしょう。
季節の素材がたっぷり入った熱々のお鍋を楽しみながら、熱燗やビールをいただけば、酔いも回って、体がポカポカしてきます。
忘年会や新年会を船で行う職場や、同窓会などを兼ねて予約される方も多く、夏の花火シーズンと並んで人気の高まるシーズンとなります。
宴会ができる船は通常、トイレなども装備されているので、あまり心配はいりませんが、乗る前に装備を確認し、トイレが近い方は気を付けて飲むのがおすすめです。

釣り船も人気

屋形船の中には季節の魚の状況に合わせて、ハゼ釣りや鮎釣りなど釣り船としてのコースを用意しているところもあります。
釣り好きの方には人気のコースで、乗り合わせた釣り仲間と楽しく交流しながら、ご自身で船を出したり、漕ぐ必要もなく、安心して釣りが楽しめます。